- けた
- I
けた【化他】(1)〔仏〕 他人を教化し, 仏法の恵みを与えること。 利他。⇔ 自行(2)浄瑠璃・長唄などの門付(カドヅケ)。II
「夜もろくに~には一はなだち/浮世草子・芝居気質」
けた【方】〔「けだ」とも〕(1)かどがあるさま。 四角いさま。「面は~におはしまして/折たく柴の記」
(2)まじめなさま。 かたいさま。III「独り正しき者は危く至而(イタツテ)~なる時は礙(サワル)とかや/洒落本・戯言浮世瓢箪」
けた【桁】(1)建物・橋などで柱・橋脚などの上に横に渡して上部の構造体をささえる横架材。「橋~」「井~」
(2)〔数〕 数値をある進法に従い, アラビア記数法に準じて表記したときの, 各数字の並びの位置。 また, 並びの個数を数える単位。「有効数字四~」「三~の数」
(3)そろばんの珠(タマ)を貫く棒。~が違・う格段の差がある。 比べものにならない。~がはず・れる一般の尺度ではかることができない。 標準をはるかに超えている。 段違いである。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.